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抜歯即時インプラントとは?

抜歯時即時インプラントとは、抜歯をするのと同時にインプラント体を埋入する方法です。従来は抜歯後の治癒を待って、インプラント埋入をおこなっていました。しかし、近年では骨量が十分な場合、抜歯後の治癒機転(ちゆきてん:骨や組織などが修復に向かうこと)を利用することで、インプラント体と顎骨の強固な結合(オッセオインテグレーション)が促進されることがわかってきたのです。今回は、最近注目されている抜歯即時インプラントについて、詳しく解説していきます。

抜歯即時インプラントのメリット

  • 治療期間が短縮できる
  • 手術の回数が少ない

抜歯即時インプラントは、従来のインプラント治療と比べると治療期間が短縮でき、早く歯を被せられます。手術では抜歯した歯の穴を利用してインプラントを埋めるので、新たに傷をつける事がないため、腫れや痛みなどが出にくいのが特徴です。

手術の回数が減り、その分費用が抑えられるのは、やはり一番のメリットと言えましょう。

抜歯即時インプラントのデメリット

  • 対応できる医師が少ない
  • 全ての人ができる手術ではない

抜歯即時インプラントは高度な技術が必要になる治療なので、対応できるだけの設備の整った歯科医のいる歯科医院を見極める必要があります。

通常は骨造成はせずにインプラントを埋め入れしますが、顎の骨が足りない方は骨造成が必要になり、歯周病の方は歯周病の治療が終わって治癒してから抜歯即時インプラント治療が開始になります。

抜歯即時インプラントだからと言って全ての人が同日にインプラントを入れられるというわけではなく、症例によっては通常のインプラント治療を提案されることがあるのも理解しておく必要があります。

骨造成は事前の検査結果で判断されるので、治療内容に関しては医師の診断と指示に従ってください。

抜歯即時インプラントの手術事例

以下の事例は、2001年、岩手医科大学歯学部附属病院口腔インプラント室での事例です。

患者は32歳の女性で、上顎左第一小臼歯の痛みで来院しています。検査の結果では、歯根の破折が判明して、保存的な治療は困難との結論を得ています。そのため、患者とも話し合い、インプラント治療を実施することとし、抜歯即時インプラントでの手術となりました。インプラント体はは、直径5.0mm、長 さ 10.0mmで 、表面にチタンプラズマスプレー(TPS )処理が施されたリプ レ イ ス(Nobel Biocare)を用いました。また、上部構造は審美的な観点から、アクセスホールを口蓋側設定するリンガルスクリュータ イプのセラミック製の人工歯を採用しています。一次手術時に骨量が足りなかったため、補填し縫合しました。7ヶ月後に2次手術を実施、ヒーリングアバットメントを装着し、2ヶ月後仮歯から上部構造へと変更し、順調な経過を辿っています。

抜歯即時インプラントができる人できない人

抜歯即時インプラントは、実施できない場合もあります。その理由には、主に2つあります。まず、歯の根元に大きな病巣(虫歯)や歯周病がある場合です。このような場合には、まず虫歯や歯周尿の治療を優先します。もう一つの場合は、骨の量が足りない場合です。骨量が足リない場合には、インプラント埋入の深度が足りなくなり、結合しない可能性もあるからです。

抜歯即時インプラントの費用相場

即時インプラントは手術の回数が少なくなり治療期間も短縮できるため、通常のインプラント治療費よりもリーズナブルです。一回の手術で、抜歯、インプラント埋め入れ、抜歯装着まで行います。

一般的に抜歯即時インプラントの治療を受ける場合は、1本あたり30~60万円前後が相場です。

即時インプラントの手術費用の内訳は、以下のようになっています。

  • インプラント本体:17万円~
  • 型どり:5000円~
  • 仮合せ:5000円~
  • 支台装置:3万円~
  • ジルコニア(PMB):10万円~
  • 抜歯即時埋入加算:2万円~
  • インプラント治療費:10万円~

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