ここでは、歯に関する知識と歯に関するよくある疑問について紹介します。詳しくはそれぞれのページでまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
歯の役割は食べる事だけではなく、話す時の発音にも歯の有無は大きく影響します。歯は顔の中でも一番目がいくところなので、歯の有無で表情もかなり変わってきます。奥歯は、身体に力を入れる時には力が入る所なので、奥歯が無いと体のバランスがとりにくくなります。以上のように、人間が生きていくうえで歯は大切という事を認識しておきましょう。
乳歯から生え変わった永久歯には、切り歯、犬歯、奥歯の3種類があり、それぞれ役割があります。
乳歯が生えてくるのは生後6か月頃で、3歳になる頃には20本生えそろい、6歳頃から6~7年ほどで永久歯に生え変わります。
永久歯は全部で28本、人によってはそれに親知らずが加わり最大で32本です。
乳歯と永久歯は、どちらもエナメル質、象牙質、歯髄(神経)の3層構造で出来ており、色や大きさは大きく違い、エナメル質と象牙質が薄い乳歯は、むし歯になりやすいというリスクがあります。
歯の見えている部分の白い部分がエナメル質、その内側が象牙質、さらに内側が歯髄と呼ばれる3構造になっています。
歯の外側にある歯根の周りを覆う表面の白い部分。身体の中でも最も固い部分で、鉄よりも固く、虫歯になりにくい部分です。
エナメル質の内側にある組織。エナメル質よりも柔らかいため虫歯が広がりやすく、虫歯になった時に痛みを感じる部分です。
歯の神経や血管が通っている大切な部分です。
歯ぐきから骨の部分までを言い、歯ぐき、セメント質、歯根膜、歯槽骨の4つの構造になっています。
歯槽骨と歯根膜を守るように覆われている赤みのあり傷つきやすい粘膜です。
歯根部の象牙質を覆う組織で、歯と歯茎の結合を助ける役割をしています。
歯と歯槽骨を結合する薄い膜で、歯槽骨と歯根の間にあります。歯にかかる力を調整する役目があり、虫歯などで炎症があると痛みを感じる部分です。
歯を支える骨で、歯周病などで破壊されると歯を支えられなくなります。インプラントを埋め入れる際にも、歯槽骨の状態は重要視されます。