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寿命とメンテナンス

オールオンフォーなどインプラントの平均寿命と、寿命を延ばすために必要な定期的メンテナンスについて紹介します。

オールオンフォーの平均寿命画像

オールオンフォーの平均寿命は

現在インプラント治療は成功率が向上し、正しく治療を行った場合は上顎で95%、下顎で99%と高い成功率を誇ります。インプラントの治療はほぼ成功すると言えますが、その後はどの位もつのか、「インプラントの寿命」が気になるところです。

オールオンフォーを含むインプラントは、10年の累積残存率が約90%となっています。10年経過後は1割に何らかのトラブルが起きると言われていますが、10年はひとまずの区切りであり、正しく使えばインプラントは10年以上機能するものです。

ブローネマルク博士により世界で初めてインプラント治療が行われたのが1965年。その時にインプラント治療した患者は、亡くなるまでの40年以上使い続けていました。

現在も10年20年、30年以上インプラントを使用し続けている患者がいるため、必ずしもインプラントの寿命は何年だと区切ることはできません。

インプラント治療において歯周病の既往がある人は、ない人と比べ寿命が短い

歯周病の既往がある者に対するインプラント治療は、既往がない者と比べてインプラントの残存率の低下やインプラント周囲のトラブルの発生率が高い。また、歯周病の治療後に残存した歯周ポケットの存在とインプラント治療後のトラブルとの関連が疑われる。

引用元:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」 歯科インプラント治療のための Q&A(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-02.pdf)

インプラント治療後に定期的な検診を受けていない人は、受けた人と比べインプラント周囲炎の発生リスクが高い

インプラント治療後に定期検診(サポーティブセラピー、メインテナンス)を受けていない者は受けていた者と比べてインプラントの残存率が低く、インプラント周囲のトラブルの発生頻度が高い。

引用元:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」 歯科インプラント治療のための Q&A(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-02.pdf)

インプラントの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが重要

インプラントの寿命は、正しい治療と適切なメンテナンスにより伸ばせます。正しく治療ができていれば、患者本人による日々のメンテナンス、定期的に通院して行ってもらうプロによるメンテナンスにより、インプラントを長く機能させることができます。

インプラントの寿命を延ばすためには定期的なメンテナンスで、歯周病予防と咬合調整を行うことが何より大切です。

それぞれの重要性を理解して、きちんとメンテナンスを行っていきましょう。

歯周病予防

メンテナンスでは歯や歯肉のクリーニングを行います。「自分の天然歯が1本もないのだから歯周病にはならない」と考えている方もいるかもしれませんが、インプラントにも歯周病と似たような細菌感染が起こる、“インプラント周囲炎”があります。

このインプラント周囲炎が起きるとインプラントが脱落してしまいます。天然歯よりもインプラントの方が実は細菌感染に弱いため、インプラント治療後は今まで以上に歯周病予防に取り組まなくてはいけません。

歯周病予防は自分で行うセルフメンテナンスだけでなく、歯科医師によるプロのメンテナンスでしっかりと行ってもらうことが大切です。

咬合調整

歯のかみ合わせのバランスが悪いと、一部分だけの歯に大きな負担がかかることになります。負担がかかっている歯は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、歯の寿命が短くなってしまうのです。

インプラント治療後は天然歯以上に噛み合わせのバランスが大きく影響を与えます。一部分だけの歯に負担がかかると骨吸収を促進してしまうため、インプラントの脱落を招いてしまうのです。

定期的なメンテナンスでは咬合調整することで噛み合わせによる負担を分担させて過度な負担がかからないようにします。咬合調整により骨吸収・インプラントの脱落を防ぎ、インプラントの寿命を延ばします。

オールオン4を長持ちさせる方法

オールオン4は人工の歯なので虫歯になる心配はありませんが、セルフケアを怠ってしまうと「インプラント周囲炎」という周囲の歯茎に歯周病のような症状を起こす危険があります。そうならない為にもセルフケアは必要不可欠で、正しいブラッシングをすることが大切です。

しかし、現状では間違ったブラッシングをしている人が多く、今一度ブラッシング方法を見直す必要があります。

正しい歯ブラシを選ぶ

正しいブラッシングをするには、相応しい歯ブラシが必要になります。

間違った歯ブラシを使っていると、せっかく丁寧にブラッシングをしても、インプラントやブルブリッジだけじゃなく、歯茎も傷めてしまい、結果的にオールオン4の寿命を縮めてしまうので、今一度使用している歯ブラシを見直してみてください。

まずはインプラントに合った歯ブラシを覚えておきましょう。

歯ブラシの硬さは「ふつう」か「やわらかい」を選ぶ

歯ブラシの毛の硬さは、ふつうか柔らかいものがおすすめです。固い毛で力を入れて磨くと歯茎が縮まって、インプラントが露出する危険性があるので注意が必要です。

毛先はラウンドカットのもので大きくないもの

歯ブラシを選ぶときには、毛先は先端が丸くなっている「ラウンドカット」で、ヘッドは前歯2本分くらいの大きさの物が理想的です。ヘッドが大きすぎるものや、先端が尖っているものは歯茎を傷つけるのでおすすめしません。

歯間歯ブラシ・フロスも活用

歯ブラシで落としきれない汚れは、歯間歯ブラシやフロスを使って歯垢が取れるうちに除去しておきましょう。特に、歯茎とインプラントの隙間には汚れが入りやすくなっているので、特に念入りにブラッシングする必要があります。

人工歯「ブルブリッジ」と歯茎の隙間は電動歯ブラシで

どうしても落ちない汚れがある場合は、ジェット水流染口器の付いている電動歯ブラシを使いましょう。水で歯磨きをするので、ブルブリッジを傷つけずに歯磨きが出来るというメリットがあります。

インプラント治療時に注意が必要な基礎疾患

インプラント治療において、気を付ける基礎疾患には以下のようなものがあげられます。

循環器疾患(虚血性心疾患、高血圧、先天性心疾患、感染性心内膜炎など)、呼吸器疾患(気管支喘息、 アスピリン喘息、慢性閉塞性換気障害など)、消化器疾患(肝機能障害、腎機能障害、胃・十二指腸潰瘍な ど)、代謝・内分泌系疾患(糖尿病、骨粗鬆症、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、副腎疾患など)、 精神疾患(統合失調症、うつ病など)、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)、自己免疫疾患(関節リウマチ、 全身性エリテマトーデスなど)、アレルギー性疾患(金属アレルギー、薬物アレルギー)、特殊感染症(HBV、 HCV、HIV など)、投与薬剤による問題(ビスフォスフォネート系薬剤使用患者、ステロイド薬使用患者、 抗血栓療法薬使用患者など)、その他頭頸部癌既往のある患者や放射線治療既往のある患者などがあげられ る。

引用元:厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」 歯科インプラント治療のための Q&A(https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shika_hoken_jouhou/dl/01-02.pdf)

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